ホフレシュニッツ:ザクセンクラブ・ボトルと選帝侯のワイン饗宴

この場所は、まさにザクセンのぶどう栽培発祥の地と呼ばれています。このホフレシュニッツ農園では、ザクセン選帝侯たちがワインの収穫時に饗宴を催し、この地でザクセンクラブ・ボトルが発明されました。そして、この地は600年の歴史をもつぶどう栽培の伝統の故郷です。

1271年頃にはすでにレースニッツ地域でぶどう栽培が行われていたことが説明されています。1401年5月8日、マイセン辺境伯であったヴィルヘルム(ザクセンの独眼伯)がマイセンのグロート銀貨1660枚を支払って、ワイン圧搾棟(wine press building)とその周辺の土地を購入しました。それ以降、ヴェッティン家がその時まで散在していた地域のぶどう畑を5世紀にわたって1889年まで管理しました。その一方で、この農園は、ザクセンの諸侯や選帝侯にとってぶどう栽培の拠点となるとともに、宮廷の饗宴の発祥地となったのです。

農園の名「ホフレシュニッツ」が最初に見られたのは、1622年1月14日付の歴史的な文書の中でした。1650年に選帝侯ヨハン・ゲオルク1世が小さな城「ルストハウス」をワイン圧搾棟の隣に建てさせました。その息子ヨハン・ゲオルク2世は、毎年その場所でワインの収穫を祝う宴を催しました。彼の宮廷絵師だったオランダ人のアルベルト・エックハウトは、宴会場を巨大なフレスコ天井画で装飾しました。その名画には、80羽のブラジルの鳥が特徴的に描かれています。宴会場の木の壁も贅を尽くした板絵で装飾されています。

17世紀には、農園の生活はワインの生産を中心に進化していきました。その様子は、選帝侯のぶどう園の管理人であり棟の記録者であったヨハン・パウル・クノールが1667年にホフレシュニッツ農園について書いた小冊子「ワイン栽培書」に描かれています。同書には、1588年4月23日から実施されていた「ぶどう園に関するザクセン選帝侯命令」についての解説が記載されています。クノールの小冊子には、当時のぶどう園の仕事に関して定められていた24の規則の概要が、彼の体験を加えて記載されています。19世紀まで、この小冊子はザクセンのワイン職人にとってワイン栽培の基準書でした。しかし、この地でワインの研究だけが行われたのではありません。選帝侯アウグスト(強健王)(1677–1733)がホフレシュニッツに狩り仲間を招待し、舞踏会を催して気前よくワインを振る舞った―と、豪奢なワインの饗宴について伝えられています。

また、アウグストの時代には、セラーにテイスティングルームを備えた「ケラーシュトゥーベ」と呼ばれる諸侯のためのぶどう園付きの大邸宅が建てられました。

1843年にホフレシュニッツ農園は国有化され、主にフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)が原因でレースニッツ地域のぶどう栽培が崩壊する1889年まで国の管理下に置かれました。ぶどう栽培の伝統は、1911年、ホフレシュニッツ農園にぶどうの接ぎ木の専門機関が設立された年に復活しました。1916年、ザクセンのぶどう栽培再興の父、農業評議員のカール・ファイファーが同機関の責任者となりました。1913年から、ファイファーは、レースニッツ地域に接ぎ木した新しいぶどうの木を植え、1916年に同機関の責任者になりました。この接ぎ木の専門機関は1927年にぶどう栽培開発・教育機関となりました。ファイファーの時代に特別な発明がなされました。エルベ渓谷産ワインの魅力を高めるために、1931年にホフレシュニッツ農園でクラブ型の緑色のボトル、ザクセンクラブが発明されたのです。

ワイン造りとぶどう栽培の長い歴史は、現在「ホフレシュニッツ農園・ファウンデーション・ミュージアム」に引き継がれています。同財団は、ワイン農園財団(the Foundation Wine Estate)とパイントバー・ホフレシュニッツ有限会社(Pint Bar Hoflößnitz GmbH)と共に1998年に設立されました。今日、このワイン農園は約8ヘクタールのぶどう園を所有し、エコロジカルなワイン造りの基準に則って栽培を行っています。かつての「ルスツシュロス」は、現在はエルベ渓谷のぶどう栽培とかつての選帝領のワイン農園に関する博物館になっています。



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